ローシュハシャナー:新年
ユダヤ暦は太陰暦であり、ティシュレイの月(9月〜10月)の第1日が元旦である。
ユム・キプール:大贖罪日
新年の日から10日目で、ユダヤ教において最も厳粛な日である。ユダヤ人は前日の夕方から断食をして、悔い改めの祈りを捧げ、厳粛に1日を過ごす。
スコット:仮庵(かりいお)の祭り
ユダヤの新年から2週間後に始まり、8日間続く秋の収穫を祝う祭り。
シムハット・トーラー:律法の喜びの日
トーラー(モーセ五書)を読み終えることを祝う祭り。
ハヌカ:宮潔めの祭り
紀元前164年にギリシャの異教神に汚された神殿を、ユダ・マカビーが潔めた故事を記念する祭で、11月から12月の間にある。
プリム・エステル記の祭り 冬の終りのアダルの月(2〜3月)に、大人も子供も仮装して祝う楽しい祭り。
ペサハ:過越しの祭
イスラエル人がモーセに率いられて出エジプトしたことを記念する、ユダヤ教の最も大事な祭。ニサンの月(3〜4月)の15日から7日間続き、アツオットというイースト菌の入らないクラッカーに似たパンを食べる。
シャフォット:七週の祭
ペサハ(過越しの祭)から7週目のシパンの月(5〜6月)に行われる祭で、イスラエルがカナンの地で最初に大麦の収穫を祝ったことに由来する祭り。
シャバット:安息日
金曜日の日没とともに始まる。厳格な正統派ユダヤ教の人達は、この日を最も「聖なる日」として、ただ神との交わりなし、シナゴーグ(ユダヤ教の礼拝堂・会堂)の礼拝に出席して祈る。労働は堅く禁じられている。
イスラム教徒(金曜日が安息日)とキリスト教徒(日曜日が聖日)の商店は開いているが、ユダヤ人の店はすべて閉店し、バスなど公共の交通
機関も原則として止まり、エルサレムの街などは人通りも絶えて、聖なる雰囲気が漂う。
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